致知

【致知2026年9月号】特集テーマ「めざすものを持つ」を読んでの感想

致知2026年9月号の特集テーマは「めざすものを持つ」です。

以下、総リードの冒頭から引用します。

「志」と「めざすもの」は、同義だが少し趣が違う。「志」は人生をかけて実現していくという趣が強いが「めざすもの」は、こうありたい、こう生きたいと、心に秘かに願うことといってよいかもしれない。

  • 志 → 人生をかけて実現していくもの
  • めざすもの → こうありたい・こう生きたいと願うこと

このような違いがあるようです。

私は「志」という大それたものはまだ持ち合わせていないのですが、「めざすもの」と言われると少しはある気がしました。

松下幸之助の「めざすもの」は「素直になる」だったらしいです。こういう「こうありたい」みたいな指針があると人生に張りが出そうでいいですね。

今月号も気になった対談があったので掘り下げてみようと思います。

対談:強い思いが勝利への道を開く

今月ピックアップした対談記事は「強い思いが勝利への道を開く」です。対談されているのは、以下のお二人です↓

■ 澤穂希(さわ・ほまれ)
元サッカー日本女子代表。ワールドカップ6大会連続出場。平成23年ワールドカップドイツ大会で、キャプテンを務めチームの初優勝に貢献。大会MVPと得点王に輝く。

■ 谷川萌々子(たにかわ・ももこ)
サッカー日本女子代表。令和6年FCバイエルン・ミュンヘンに加入、スウェーデンのFCローゼンゴールドに期限付き移籍し得点王の活躍。同年、オリンピック出場。

スポーツ選手の哲学や考えが好きなので、今回もこのお二人の対談を選びました。サッカーも好きなので選択の迷いはなかったですw

1. 自分の強みに注目して伸ばす

澤さんの言葉より引用します↓

澤:やっぱり体の大きなアメリカ人にフィジカルで対抗しても限界があることに気づいて、ならば逆に「ここは負けない」という自分の得意分野や長所を最大限伸ばしたほうがいいと考えるようになりました。<中略>「あの人にできることが、自分にはできない」と比較するよりも、自分の強みに注目して伸ばしていくことが、サッカーに限らずどんな分野でも大事なことだと思います。

アメリカに渡り、実際にアメリカ人とぶつかりながら体験した澤選手ならではの哲学だと思いました。

たしかに体の大きなアメリカ人を目の前にしたら「フィジカルでは絶対勝てない…じゃあ何なら勝てるか?」と戦略から考え直すことになりそうです…

でも自分を客観視するのってけっこう難しいと思っていて。自分の得意分野を見つけるまで澤さんもかなり試行錯誤したんじゃないかなぁと思うんです。

成果が出るまで何回も「得意分野はどこか?」を問い直す。

自分の強みって自分が置かれた場所によっても変わるので「自分の得意分野・長所は何か?」という問いは、人生を通じて必要な問いじゃないかと思います。

2. 足りないのはハングリー精神

こちらも澤選手からの引用です↓

澤:私がいまのなでしこジャパンを見ていて感じるのは、ハングリー精神というか、負けず嫌いが少し足りないんじゃないかということです。<中略>今のなでしこジャパン、日本代表選手は、技術や戦術の部分に関しては世界に負けないくらいに全部揃っています。そこにハングリー精神が加われば、本当に鬼に金棒ですし、きっと世界のトップに立てると私は信じています。

ここも多くの人に当てはまるなと思いました。

スポーツ選手に限らず、多くの人はいろんな面で「全部揃っている」と思うんです。生活もできているし、スマホを使えば暇も潰せるし買い物もできる。何も不満はない。でも不安はある、みたいな状態。

だから「もっと上をめざしてみようかな」というハングリー精神が大事なのかと。

3. 困難は乗り越えようとしない

こちらも澤選手の言葉からの引用です↓

澤:また、困難にぶつかっても無理して乗り越えようとしなくてもいいと私は思っています。どん底に沈んだらあとは上がるだけ。無理にもがくのではなくて、一度立ち止まって冷静に自分や周りを見つめると、思わぬところから壁を突破するヒントが見つかって道が開けていくんですね。

困難にぶつかっても無理して乗り越えようとしなくていいよ…というのが、何だから今っぽくっていいなと思いました。

困難にぶつかっても根性で乗り越えろ!みたいな姿勢が大事なときもあると思います。けど私は澤選手の「一度立ち止まって冷静になる→壁を突破するヒントが見つかる」という乗り越え方も好きです。

あまり困難にぶつかりすぎると別ルートが見えにくくなるので…

壁に近づきすぎずに、新しい突破方法を見つけるという手段も持っておきたいものです。

まとめ

この記事では致知2026年9月号「めざすものを持つ」を読んで気づいたことをまとめました。

対談のタイトルが「強い思いが勝利への道を開く」だったのでアツい話が繰り広げられるのかと思いきや、澤さんからは「困難は乗り越えようとしなくていい」「自分の強みを見つけて伸ばす」などのマイルドな話が多かった印象です。

結果を出す人というのは

  • 根性出して乗り切るところ
  • 頭を使ってクレバーに乗り越えるところ

を使い分けているのかなと思いました。

全部の困難をワンパターンで乗り越えるのではなく、時と場合によって使い分けて「めざすところ」まで向かっていくのかもしれません。

#致知2026年9月号 #めざすものを持つ

ABOUT ME
かない
普段はメディアディレクションをしている兼業ブロガー。将来の夢は本を出版することと、ラジオに出演すること。