今月のテーマは「人生は挑戦なり」です。
以下、総リード分から伊與田覺氏の言葉を引用します。
西洋の老いは悲惨さがつきまといますが、東洋の老いは人間完成に向けた成熟期なのです。年を取るほど立派になり、息を引き取る時に最も完熟した品格を備える。そういう人生でありたいものです。
挑戦は必要だけど、ずっと挑戦し続ける必要ってあるのかな…と漠然と思っていたのですが、上記の文章を読み「挑戦し続ける方が、人生楽しそうだな」と思い直しました。
ただ年齢を重ねるのではなく、完熟へ向けて挑戦を続ける。
そういう人生にできるよう、今月も致知からの学びをまとめていこうと思います。
■ メルマガ始めました!
登録いただくと、記事の更新をメールでお伝えします。月に1〜2本くらい届く予定です。よろしければどうぞ↓
https://mkanai.substack.com/subscribe
対談「健康長寿への挑戦」を読んで

今回私が選んだ対談は、以下のお二人です。
■ 築山節(つきやま・たかし)
北品川クリニック・予防医学センター所長。著書に『脳が冴える15の習慣』『脳を守る、たった1つの習慣』など。
■ 西剛志(にし・たけゆき)
脳科学者。平成20年 うまくいく人とそうでない人の違いを研究する会社を設立。企業や個人を対象に才能を引き出す方法を提供。
このお二人の対談から、印象に残ったのは以下の3つです。
- 人は誰しも自分の年齢を演じている
- 面倒くさいは禁句
- 人間は、精神的な成長が止まった瞬間に死を迎える
以下でもう少し詳しく深堀りしてみます。
人は誰しも自分の年齢を演じている
以下、対談文より一部引用します。
西:以前お話を伺った女優さんは、役柄によって肌の状態が変わるとおっしゃっていました。お婆ちゃんの役を演じると実際に肌もカサカサになるし、若い役を演じると、背筋が伸びて爪のツヤがよくなるというんです。
築山:本当にその通りだと思います。人は誰しも年齢を演じているといえますから、どうせ演じるなら若い自分を演じればいいと私は思いますね。
すごく目から鱗が落ちた気づきでした。
人は「自分の年齢を演じて」いたんですね。確かに言われてみれば、自分も30代後半になって「もうすぐ40代だから体力なくなってきたな〜」とか思って日々を過ごしていました。
自分の今の年齢など関係なくて、いつでも好きな年齢を演じることができる。築山先生も仰っていますが、せっかくなら若い年齢を演じたいですね。
Age is just a number.(年齢などただの数字)
↑上記のような言葉は聞いたことがあったのですが、「人は好きな年齢を演じることができる」という考えに触れたのは初めてでした。
個人的には「年齢などただの数字だよ!」よりも好きな考えでした。
面倒くさいは禁句
以下、一部引用します。
西:90歳の方の脳を解剖してみると、海馬の細胞はまだ増え続けていたことが分かりました。海馬を活性化することは、脳や健康にとても大事なので、積極的に場所を移動すること、つまり体を動かすことの重要性がここでも言えるわけです。面倒くさいという気持ちが一番危険かもしれませんね。
築山:面倒くさいは禁句なんですよ(笑)
まず、90歳でも海馬の細胞が増えることに驚きです。
脳科学者からこのような情報を教えてもらえると、将来にすごく希望が持てます。面倒くさがらず、移動したり体を動かしたりすることはとても大切(←自分に言い聞かせている)。
その他にも
- 体力がない
- わからない
- 時間がない
- みんな〜と言ってるから
- 歳をとると〜
などの言葉も脳に「マイナス」の影響を与えるとのこと。こういう言葉を使っているとどんどん脳が老化してしまうようなんですね。
言葉の使い方ってクセになるので、若い人でも普段から意識してポジティブな言葉を心がけていった方がいいんだろうなぁ…と。
子どもから「◯◯やろうよー」と言われたときに「面倒くさいなぁ」と毎回思ってしまうのですが、今日から気持ちを改めていこうと思います。
人間は、精神的な成長が止まった瞬間に死を迎える
以下、一部引用します。
西:生き物が死ぬのは物理的な成長が止まった時ですけれども、私たち人間は、精神的な成長が止まった瞬間に死を迎えると思うんです。
西先生のこの発言をまとめると
- 脳の海馬は90歳まで成長する
- そのためにも、学び続けること・挑戦することが大切
- そうすると健康寿命が伸びる(人生もっと楽しめる)
ということになるのではないでしょうか。
致知を購読して、このブログを読んでくれているモノ好きな方は「学ぶこと」は好きだと思うのでこれからも学び続けることでしょう。なのでここはオッケー。
なので、あとは「挑戦する」を日々に組み込むだけ。
西先生が言うには「外食でいつもと違うメニューを選ぶ」みたいな小さな挑戦でも良いそうです。いつもスタバでアイスコーヒーを頼んでいる人は、たまにはスターバックスラテでも注文してみましょう!
まとめ
この記事では、致知2025年9月号「人生は挑戦なり」を読んで気付いたことをまとめました。
今月号からは「人生を最後まで楽しむコツ」を学べた気がしました。
- 脳はいつまでも成長するので
- 面倒くさいを言わず、小さな挑戦を心がけ
- 若い自分を演じ続けること
これを意識すれば「自分の理想の状態」でいつまでもいられるのかもしれません。体力を付けたいときは20代を演じて、貫禄を出したいときは50代を演じる…みたいな感じで。
最後までお読みいただきありがとうございました!
#致知2025年9月号 #人生は挑戦なり