致知2026年3月号の特集テーマは「是の処即ち是れ道場」です。
総リード文より特に印象に残ったのは以下の部分です。
その青山師から道元の言葉をもう一つ教わった。「四運を一景に競う」である。四運とは生老病死のこと。一景とは一つの景色。人生には生老病死を含め、いろいろなことがある。愛する日、愛が憎しみに変わる日、成功する日、失敗する日。その人生のいろいろを自分を豊かにしてくれる風景として受け止めていけ、というのがこの言葉の意だと青山師はいう。
致知を読み続けたら「全て自分の人生を豊かにしてくれる風景だ!」と思える境地にいつの日か達することができるのでしょうか…
先日中古で買った車が3ヶ月で壊れて心が荒んでいましたが、それも自分を鍛えるための修養の場なんだと思うことにします。
対談「一流への道はかくして拓かれた」を読んで

今回私が選んだ対談は、以下のお二人です。
■ 坂井宏行(さかい・ひろゆき)
ラ・ロシェル店主。言わずと知れたフランス料理界の巨匠。83歳の今も現役を貫く。17年フランス共和国より農事功労章「シュヴァリエ」受章。
■ 後藤雅司(ごとう・まさし)
シャトーラ・パルム・ドール オーナーシェフ。坂井氏に憧れ、伝説の人気番組「料理の鉄人」でかつて対決した経験を持つ。
読んでいて感じたのは「料理人の対談であるが、人生を変えるポイントというのは普遍的なんだな」ということ。
印象に残った部分はどれも「どんな立場の人でも活かせるもの」ばかりでした。自分の現在の立ち位置とも照らし合わせて読んでもらえるといいと思います。
1.「千分の一」になる人の三つの共通点
以下、坂井氏の言葉を引用します。
坂井:そういう伸びていく人に共通していることが三つあると思っているんです。第一に「懐が深い」こと。敵をつくらないということです。第二に「いい意味で図々しい」こと。躊躇したり遠慮したりしていたら何も掴めません。貪欲に学んで吸収する。第三に「コックコート姿に惚れ込んでいる」こと。コックコートを着て、鏡に映した時に、その自分の姿に惚れないと絶対にダメです。
千分の一になるための3つの共通点は以下です↓
- 懐が深い
- いい意味で図々しい
- コックコート姿に惚れ込んでいること
3つ目の「コックコート姿に惚れ込んでいること」は、各々自分が働いている姿に惚れ込んでいるか?と自問する必要がありそうです。
2. 神様を敬う
後藤氏が語る「神様を敬う」についても気になりました。
後藤:それぞれのお店に神棚を祀っていますので、朝出勤すると榊の水を替えて手を合わせるのが、毎日の習慣ですね。若い頃読んだ本に、成功している経営者は必ず神様を敬うと書いてあり、独立から今日に至るまで二十五年ずっと欠かさずに続けています。
神様を敬うと成功者になれるのか?は分かりませんが、成功者が皆やっているんだから何か理由があるはず。
神様を敬うのはもちろんですが、個人的には「目の前の仕事とか育児とかを神事だと思って行う」くらいがちょうどいいのかなと思いました。
そうすると、目の前のことに丁寧に接することができる気がします。
3. 出逢いについて
出逢いについても後藤氏の言葉が印象に残りました。
後藤:これまでいろんな人に出逢って、ムッシュが先ほど言われたように、そのタイミングがちょっと先でもちょっと後でもダメで、出逢うべき人と絶妙なタイミングで出逢ったことが、自分の人生をよい方向に導いてくれているような気がするんです。
後藤氏が「出逢うべき人と絶妙なタイミングで出逢えて…」と簡単に言っていますが、これは後藤氏の徹底した準備の賜物なのだと思います。
- きちんと準備をして
- 偶然の出逢いも自ら必然にして
- その結果、後藤氏の人生がよい方向に導かれた
↑このようなロジックではないかと。
だから「出逢いを活かせる自分になっておく」「一つひとつの出逢いを大切にする」というスタンスは真似していきたいと思います。
まとめ
この記事では、致知2026年3月号「是の処即ち是れ道場」を読んで気付いたことをまとめました。
今月号からの学びを行動に移していくとしたら、以下の3点です↓
- ツラいことがあったら「四運を一景に競う」を思い出す
- 仕事や育児を神事だと思って取り組む
- 出逢いがあったら丁重に扱う
日々を過ごしているとシンドいことやイライラすることは当然ありますが、これらも全て自分を磨くための道場である…と。
今月は車が壊れしまいすごく落ち込みました。が、どうにかこの出来事も「自分を鍛えるための道場だったのだ」と整えようと思います。
#致知2026年3月号 #是の処即ち是れ道場
