化粧品

紫外線の種類と対策について

近年、紫外線の健康に対する悪影響に関心が高まっています。

お肌に良くない!という問題だけでなく、皮膚ガンや白内障の原因になるとも指摘されています。

2003年には環境省が「紫外線促進指導マニュアル」を作成しています。

>>>紫外線促進指導マニュアル

女性の方であれば化粧をする際にケアをされているかと思いますが、男性はまだまだ紫外線ケアまで気は向いていないのではないでしょうか。

この記事では、普段あまり気にしていない紫外線の種類や影響についてお伝えてしていきます。

紫外線の種類

地上に降り注ぐ太陽光線のうち、波長が290~400nmのものを紫外線と言います。

さらに波長の違いによって以下のように分かれます。

・紫外線A(UV-A: 波長 320~400nm)
・紫外線B(UV-B: 波長 290~320nm)
・紫外線C(UV-C 波長 200~290nm)

このうちUV-Cは大気中のオゾン層などで吸収されるため、地表にはほとんど到達しません。

なのでわたしたちが浴びている紫外線はUV-AとUV-Bということになります。

特にUV-Aはそのうち90~95%を占めています。

 

UV-AとUV-Bの健康に対する影響

紫外線は波長が長くなるほど浸透力が高く、短いほど肌に与えるダメージが大きくなります。

つまり

・UV-Aは肌に浸透しやすい
・UV-Bは肌の表面にダメージを与えやすい

ということになります。

UV-Aとは

人体に及ぼす影響はUV-Bより小さいですが、ガラスを透過するため室内にも届きます。

また、その波長の長さより肌の奥の真皮にまで届き、コラーゲンやエラスチンを変性させて皮膚の老化を促進させてしまいます。よって、シワやたるみといった目に見える変化を引き起こしてしまいます。

UV-Bとは

浴びることでサンバーン(日焼け)を起こします。日焼けしたときに肌が赤くなるアレです。

その赤みが引いたあとに、表皮基底層にあるメラノサイトでメラニン色素が生成されて色素沈着を起こします。

 

以上のことから、紫外線から肌を守るためにはUV-AとUV-Bの両方をケアしなければなりません。

 

日本人のスキンタイプ

日本人のスキンタイプは3つに分かれています。(JST: Japanese Skin Type)

タイプ1:日焼けで赤くなりやすいが、メラニンは少ないタイプ
タイプ2:日焼けで少し赤くなり、やがて褐色になるタイプ
タイプ3:日焼けであまり赤くならず、数日後に黒くなるタイプ

割合としてはタイプ1が全体の17〜18%、タイプ2が70%程度、タイプ3が13〜14%となっています。

この場合、タイプ1に当てはまる人ほど紫外線による影響を受けやすいため、より確実な紫外線対策が必要だと言えます。

スキンタイプ別日焼け止めの選び方

 

 

SPFとPAの違いについて

日焼け止めに表示されている「SPF」や「PA」という表記。これらはそれぞれUV-BとUV-Aに対しての防御効果を示す指標になっています。

SPF(Sun Protection Factor)とは

UV-Bを防ぐ効果を表します。

これは何も塗らない皮膚と比較した場合、日焼けまでの時間をどれだけ伸ばすことができるかを表したものです。現在ではSPF 50以上は全て50+という表記になっています。

たとえばSPF 30の日焼け止めは【20分 × 30 = 600分】の式で計算されるように、600分(10時間)日焼けまでの時間を伸ばすことができます。

PA(Protection Grade of UV-A)とは

UV-Aを防ぐ効果を表します。

PAは4段階あり、それぞれ「+」〜「++++」で表記され、+が多いほどUV-Aに対する防御効果が高いことを意味します。

一般的に屋外で活動するなら「++」以上が必要と言われます。

 

これらのSPFやPAの目安は、その人のスキンタイプによって異なります。よって活動する場所や、自分の肌に合った日焼け止めを選択することが大切です。

 

さいごに

オゾン層の破壊によって紫外線が増えていくと考えられており、そうなると今後ますます紫外線ケアが必要になってきます。

特に紫外線が多くなる夏のシーズンには心掛けが必須でしょう。

日傘や帽子でも紫外線は防ぐことが可能ですが、どうしても壁や地面から反射してくる紫外線の全ては防ぎきれません。

その際に紫外線ケアのための日焼け止めが必要になってきます。

活動する場所や自分のスキンタイプをしっかり把握した上で、適切な日焼け止めを選択していきましょう!

 

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ABOUT ME
かない
普段は化粧品研究開発をしている兼業ブロガー。将来の夢は本を出版することと、ラジオに出演して笑いを取ること。