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【マルタ】伝えていきたい第一次世界大戦中のマルタにおける日本の活躍

突然ですが、今年はどんな年かご存知でしょうか?

明治維新150周年の年!でもありますが…

今年は「第一次世界大戦 戦勝100周年記念」の年なのです!

第一次世界大戦とはどんな戦い?


第一次世界大戦はヨーロッパでは「The Great War」と呼ばれています。

意味的には「偉大なる戦争」というところでしょうか。

開戦のきっかけは1914年6月28日。

セルビアの青年がオーストリア皇太子夫妻を暗殺するという「サラエボ事件」がきっかけです。

それによって連合国と中央同盟国による4年にも及ぶ戦いが始まっていきます。

 

第一次世界大戦での日本の活躍


日本もこの戦いにイギリスとの同盟をきっかけに1914年8月に参戦。

大日本帝国海軍は艦隊を地中海まで遠征させます。

1917年4月13日、巡洋艦「明石」と8隻の駆逐艦から成る第二特務艦隊は地中海に浮かぶマルタ島に到着。

そして大日本帝国海軍はマルタ島を拠点に連合国輸送船の護衛任務を開始します。

第一次世界大戦が終わるまでに第二特務艦隊は合計788隻の船を護衛するという大活躍!

護衛回数348回!

攻撃を受けてしまった船から7000人以上を救助!などなど。

日本人のプロフェッショナルな行動にイギリスも驚きを隠せなかったそうです!

 

地中海の守護神


(↑トランシルバニア号)

1917年5月3日、イギリスの客船「トランシルバニア号」は第二特務艦隊の「松」と「榊」に護衛されてマルセイユを出港。

途中、トランシルバニア号はドイツ海軍の潜水艦から魚雷攻撃を受けてしまいます。

駆逐艦「松」と「榊」は、一部攻撃を受けながらもトランシルバニア号の乗員をほぼ救助。

 


(↑駆逐艦「榊」)

そしてサボナ港に到着した「松」と「榊」は地元の人たちから大歓迎を受けるのです。

 

こうした帝国海軍の活躍は世界中から称賛され、イギリスからは「地中海の守護神」と讃えられるほどに!

そして英国議会では初めて日本語での「万歳三唱」が行われました。

外国の議会で「万歳三唱」なんて想像てきないですよね…!

それだけ帝国海軍のことを心から讃えてくれたのだと思います。

 

鍵はマルタにあり!


最終的に第二特務艦隊は78名の戦死者を出しました。

彼らの勇敢さを称え、カルカーラ英海軍墓地に墓碑が建てられたのです。

それが「大日本帝国第二特務艦隊戦死者之墓」(上の写真参照)。

 

日本が初の国際貢献を行ったのがこのマルタ。

先人たちが安全保障のために日本から遠く離れた土地で戦ってくれたことは忘れてはなりませんよね。

今年は第一次世界大戦の戦勝100周年の年です。

今の日本では大東亜戦争(第二次世界大戦)のことしか教えられていませんが、第一次世界大戦でも先人たちは活躍してくださいました。

こういった歴史を語り継ぐきっかけにしていただけると幸いです。

ABOUT ME
かない
普段は化粧品研究開発をしている兼業ブロガー。将来の夢は本を出版することと、ラジオに出演して笑いを取ること。